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樹取り−U

フラワーアレンジメントでお花を活ける時の植物の扱い方

       
2005年10月19日(Wed)

樹取り−U

     

樹取りには、前回お話ししたような枝振りの剪定の仕方と、もう一つ、右花左花と言われるような、お花や枝の向きについてお話したいと思います。

お花には、それぞれ、どういう場所に咲いていたとか、どういう場所の枝だったとか・・・・育った環境によって、向きが出来ます。

それは、『太陽がどのように当たっていたか?』
ということなのです。

例えば、同じ高さの枝が2本垂直に生えていたら、太陽から陰になる後ろの枝は、なんとか太陽に当たろうと左か右に枝を曲げ、太陽を多く当たろうとし、曲げた枝の葉や花も太陽に向かって葉の面を向けたり、咲いたりします。

これは、理科の時間に習った光合成を行いたいという植物の化学反応です。

ですから、自然界の中の自然な植物たちの表情は、『どの植物も太陽に向かっているように活ける』という鉄則なんです。



テキストに長い花が右に入っていたから、自分の所に送られて来た花の表情を見ずに活けると上の写真のように、それおぞれバラバラの感じになってしまいます。
もちろん、リンドウの短い花とガーベラの花の長さが同じになってしまって、入る場所も無いのですが、このガーベラ実は左側に枝がちょっと曲がり、右側を向いている花なんです。



ですから、この写真のように、リンドウをちょっと短くカットし、ガーベラを左に活けてあげるとしっくりくるのです。

お花を習い始めたばかりですと、このようなちょっとした花の表情を見分ける目は無いと思いますが、いっぱい植物を見ていると、植物たちの表情が解ってきて、見た瞬間にこの花は、後ろの方がきれいだとか、手前に入れる方がベストだとか・・・・色んな表情が解ってくるのです。

お花の上達方法は、実は植物観察なんです!!
(Aimi流上達法極意(?)より(^^;))

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